グラスフェッド(自然放牧)のお肉1
珀パパ@ #ペットダイニング 店長です。
ずっと、珀にMCさせてきましたので、ちょっとお休みです。今日はグラスフェッド(自然放牧)のお肉についてのお話しです。最近ペットフードの原材料として注目を集めているお肉です。
先日テレビで「グラスフェッドビーフ」について紹介番組がありました。実は・・・その少し前に番組製作会社からうちのお店に「店舗掲載の写真を使用させて欲しい」と問い合わせがあったんです。
上の画像はグラスフェッドお肉を使った代表的フードジウィピークの販売ページに使用している画像です。広く牧草が生えているところに放し飼いにして地面から生えている草をそのまま食べさえる飼育方法がグラスフェッドです。
グラス(草)フェッド(食べさせた)という意味で正確に訳すと「牧草肥育」です。反対の言葉が「グレインフェッド(飼料肥育)」です。こちらも正確な訳はグレイン(穀物)フェッド(食べさせた)で穀物肥育となりますが、いわゆる「餌」を食べさせて育てる方法となります。
でも、グラスフェッドビーフは日本人には美味しいはずがありません。味自体は本物の赤身のお肉の味でいいのですが、全くサシが入ってなくて噛みきるのに苦労するお肉です。なかなか飲み込めずいつまでもモグモグしていなければならないお肉です。
欧米人は昔から慣れ親しんできたのでお肉といえば「これ」で、アメリカのアニメだと肉といえば食いちぎるように食べているますよね。番組の中でタレントさんがどんなコメントを出すのかな?と見ていたら「お肉の味が美味しいです」だそうです。でもいつまでももぐもぐしていてなかなか飲み込めていないようでした。
日本人にとって食べにくいこと=赤身が強い=健康的なお肉です。自然放牧肉はサシがほとんど入りません。わんこのごはんには最適の食材です。フード選びでは「グラスフェッド(自然放牧)」をキーワードに探してみてもよいかもしれませんね。ビーフに限りません。ラムやベニソン(鹿肉)でも同じです。
ちなみに・・・オーストラリアやニュージーランドでは自国消費用や欧米輸出用は基本自然放牧です。でも日本の食卓向けのお肉は飼料肥育(グレインフェッド)です。日本人は柔らかくないと食べてくれないからです。なので残念ですがスーパーに並ぶオージービーフはグラスフェッドではありません。
続きはまた今度。グラスフェッドのいいとこ、わるいとこを整理していきたいと思います。
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[…] 今日は #グラスフェッド ( #自然放牧 )のお肉について関する続きです。昨日の記事はこちらでご確認下さい。 […]