アニマル・ワンのドッグフードやキャットフードのコンセプトは「人間も食べることができる」こと。主として九州産のお肉を主原材料とし、日本全国の契約農家の方が丹精込めて育て上げた雑穀と野菜を使用しています。各種ビタミン・ミネラルに優れ、水溶性繊維の豊富な雑穀は、まさに天然のサプリメント。犬の雑穀ごはんは年齢期別総合栄養食となりました。窒素充填パッケージで保存性も高くなっています。
メーカーは「雑穀米」でもおなじみのベストアメニティ社。原材料の多くで雑穀米と同一品を使用しています。
アニマル・ワン
の創業者の愛犬だったミニチュアダックスのうるめちゃん。彼女は体中の皮膚炎に悩まされていました。あるフードメーカーの営業が創業者の元を訪れたときのことです。うるめちゃんの飼い主の創業者が営業が持ってきたフードを食べようとしたときです。
「食べたらダメですよ。ペットフードですから!」
日本の法律
では人間が食べることを許されている食品とペットフードは異なりますが、食べてもよいと「食べられる」は異なります。この営業が言う「食べたらダメ」は「食べられない」を意味しているのです。
保存食
でもあるペットフードには梅雨時期に開封状態でもカビすら生えない、色や香りも変化しないものがたくさんあります。合成保存料・合成酸化防止剤、着色料・発色剤、人工香料の添加・・。これらは人間の食品でも多く使用されていますが、愛犬・愛猫の体の大きさを考えたら赤ちゃんや小さな幼児に合成添加物を毎日食べさせるようなもの。
ペットフード
では人間の食品では禁止されているもの、安全性が確認されていないものまで使用されています。「食べたらダメですよ。」と言った発言はまさにこのことを意味しているのです。
この営業の発言
の後、アニマル・ワンの創業者は愛犬のうるめちゃんの食事を雑穀米を使用した手作り食に切り替えました。数日後・・・うるめちゃんの皮膚炎が良くなっていき、さらにしばらくすると完治!ところが、仕事が忙しくて手作り食を作れなくなり、市販フードに戻したとたんに皮膚トラブル再発!
「手作り食であって、簡単に与えることができるものを作りたい」
この創業者は、日本で雑穀米を最初に開発した知識を活かしてフード開発に取り組み、アニマル・ワンが誕生しました。
このアニマル・ワンの創業者は実は「ベストアメニティ」の代表取締役です。ベストアメニティは今では有名な「雑穀米」を開発し、世に広めた会社です。(※「雑穀米」はベストアメニティ社の登録商標です。)
雑穀とは
雑穀とは「日本人が白米以外で利用している穀物の総称」(日本雑穀協会)です。古来より日本人の主食だった雑穀は古事記の中でも五穀として登場しています。
雑穀の種類によって特徴は様々ですが、白米と比較してもビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維など様々な栄養素が豊富です。日本では美容や健康によい食品として注目を集めています。
豊富な「水溶性食物繊維」
食物繊維の中では特に「水溶性繊維」が豊富です。水溶性繊維は腸内善玉菌の栄養素になるもの。善玉菌は消化を助け腸内のバランスを整えたり、ビタミンを作ったり、免疫システムを整えたりと重要な役割を行います。水溶性繊維は腸内の有害物質やコレステロール吸収を妨げる働きもあります。
「粗繊維」の値が低いアニマル・ワンのドライフードですが、数値に現れない水溶性繊維が豊富に含まれています。ペットフードパッケージに記載されている「栄養分析値」の「粗繊維」は、実は「不溶性繊維」の値なのです。
低GI食品
食後の血糖値上昇度が低い雑穀は低GI食品です。GI値が低いほど、健康やダイエットに良いとされています。
消化を助ける下処理
グレインフリーのペットフードがもてはやされる昨今ですが、その原因は穀物が消化しにくい食材だからです。せっかくの豊富な栄養素も消化できなければ意味がありません。植物の種子である穀物の粒はセルロース等、難消化の不溶性食物繊維で覆われています。アニマル・ワンのドライフードでは雑穀の粒を丁寧に微粉砕すると共に丁寧に焼きあげて炭水化物をしっかりとα化し、穀物の栄養素を消化吸収しやすくしています。
ベストアメニティグループでは自社農場と契約農家から雑穀や野菜、畜産物を入手しています。有機栽培にもこだわり、お肉では飼育場や飼育方法が明確なものを使用しています。
「有機JAS」をはじめ、「GMP」や「ISO9001」など雑穀のパイオニアとしての取り組みと品質維持をベストアメニティのグループとして行っています。「雑穀米」、ベストアメニティグループのノウハウは、アニマル・ワンのフードにも活かされています。