人間も動物も食べたもので体が作られます。人間は暑い季節にはさっぱりしたものを、寒い季節には温まるものを食べて心身を整えています。新鮮な食べ物では食材の生命力が心身にみなぎるのを感じます。薬膳の「膳」とは食事のこと。「薬食同源」の考え方の元。五行説に基づく考え方で食材を組み合わせ、季節や体質・体調、その日の気分に応じて食事をお選び頂ける5種類のメニューをご用意しました。
ピリカ薬膳シリーズ「げんかつごはん(旧:漢方ごはん)」は、日々の食生活でご利用いただける成犬用の「総合栄養食」です。病気の療養を目的とした「療法食」ではありません。
旧称「漢方ごはん」は「元気のための活動」といういみの「げんかつごはん」に名称変更しました。製品自体の変更はございません。バナー画像等では当面旧称表示となりますがご容赦下さい。
げんかつごはん(旧:漢方ごはん)は全部で5種類。各ごはんの詳細は上の各ボタンをタッチして下さい。
10個入りセット(箱)を2セット以上(種類は問いません)の同時購入でセット数-1個おまけパックをお付けします。おまけの種類は当店で決めさせて頂きます。
動物にも、生命力のある食事を
暑い季節、寒い季節、雨の日も、晴れの日も、どんなときも同じフードを食べていて心身の健康は維持はどうなのか。東洋医学も取り入れた動物病院グループ「ピリカメディカルサロン」では動物たちにも薬膳理論に基づく健康的な食事をと考えました。季節、気候、体質、体調に合わせて食材を選んでいき、動物たちの心身を整えて穏やかに暮らし続けるお手伝いを。そんな想いでピリカ薬膳シリーズ「げんかつごはん(旧:漢方ごはん)」は開発されました。
人間の料理と同じように
薬膳の考え方に基づいて選び抜いた様々な食材を使用していますが、人の食品にも使えるものだけを使用して国内の食品工場で作っています。食品工場ですから衛生管理も人の食品基準です。総合栄養食として全必須栄養素を完結するためにビタミンやミネラル類を添加していますが、それらは全て国内で人用に使用が許可されているもののみを使っています。
五行説
五行とは自然に存在する万物を5つの性質に分ける薬膳の基本的な考え方の一つです。5つの性質に分けられたそれぞれの物質は順に次のものを生み出していく相生と克っていく相克という説があります。
相生(右図矢印)
相手の働きを促進・活発にするよう働く
相克(右図破線)
相手の働きを抑制してバランスをとる
五行は互いにバランスをとっているためにどれが強くても弱くても良くはありません。
五行のそれぞれには五臓(肝、心、脾、肺、腎)、六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)、季節(春、夏、季節の変わり目、秋、冬)が対応します。
【要素】肝、胆、目、春、風の強い季節、幼少期、イライラしやすい、ストレスに弱い、威嚇する
鶏肉、押し麦、玄米、里芋、黒豆、クコの実、サンザシ、キャベツ、セロリ、トマト、人参、椎茸、ひじき、ごま油、五加皮、陳皮
【要素】心、血管、小腸、舌、夏、思春期、フレンドリー、興奮しやすい、パニックになる
羊肉、豚ハツ、押し麦、きび、ジャガイモ、小豆、なつめ、きゅうり、蓮根、人参、マッシュルーム、えごま油、シナモン
【要素】消化器、脾、胃、筋肉、季節の変わり目、壮年期、おおらか、のんびり、ものぐさ
牛肉、豚レバー、白米、ひえ、さつまいも、里芋、大豆、山査子、なつめ、かぼちゃ、キャベツ、大根、人参、エノキ茸、オリーブオイル
【要素】肺、大腸、鼻、皮膚、被毛、秋、熟年期、他者を気にしない、静か、マイペース
馬肉、豚レバー、白米、ハト麦、長芋、ジャガイモ、大豆、なつめ、白ごま、キャベツ、大根、人参、オリーブオイル、陳皮
【要素】腎、膀胱、骨、関節、神経、耳、冬、老年期、ビビリ、恐がり
鹿肉、豚レバー、白米、さつまいも、長芋、黒豆、黒ごま、なつめ、キャベツ、ブロッコリー、人参、しめじ、ひじき、ごま油、五加皮
袋から出してそのまま盛り付けるとほどよい固さで心地よい噛みごたえとなります。
お湯を少し加えて好みの固さに調整するのもオススメです。お湯を加えると香りが立つので食欲が刺激されます。熱湯だとお口を火傷してしまいますのでぬるま湯にして下さい。電子レンジで温める場合は温めすぎにご注意下さい。夏場の暑いときはお水でどうぞ。水分摂取にも役立ちます。
げんかつごはん(旧:漢方ごはん)は少し固めに作ってあります。丸めるとお団子が出来るぐらいです。ですのでお薬を埋め込むのにぴったりです。ドライフードや柔らかいフードにお薬を入れると選り分けてお薬を残してしまうという愛犬もほどよい固さに包まれたお薬は選り分けることが難しくなります。
〜我が子のために〜
ピリカ薬膳シリーズ「げんかつごはん(旧:漢方ごはん)」の開発者は東洋医学を診療にも取り入れていらっしゃる獣医師の土屋多佳子先生です。動物たちの心と体に寄り添い、穏やかな暮らしをサポートする東洋医学の道を志す過程で薬膳を学ばれ、食材一つ一つに体調や体質に働きかける力があることを知ったそうです。
西洋医学のみで獣医療を行っていた頃は愛犬にドライフードだけ食べさせていたとのことです。東洋医学を学び、これまで熱い日も寒い日も湿度も体調も関係なく同じドライフード食べさせていたことに疑問を感じ、それからは栄養学と薬膳の理論を取り入れた手作りごはんを食べさせていました。
獣医学かつ薬膳を学ばれた先生ご自身では栄養学的にも薬膳的にも生命力溢れる手作りごはんを作ることが出来ます。ですが、全てのご家庭で難しい理論に基づいたごはんを愛犬の食卓に毎日用意することは難しいのでは?体調を崩してから治療するよりも栄養学と薬膳理論に基づいたごはんで日頃から心身を整えていくことが大切なのでは?土屋先生のそのような想いがげんかつごはん(旧:漢方ごはん)の原点です。
先生ご自身が「我が子に食べさせたい」との想いで作られたげんかつごはん(旧:漢方ごはん)。是非皆様の愛犬が生き生きと過ごせるよう日々の食生活に取り入れてみて下さい。
げんかつごはん(旧:漢方ごはん)のメーカー「ピリカメディカルサロン」は、東洋医学、行動診療、歯科口腔ケアを中心に展開している動物病院グループです。
1日の最大診療数は3〜6件。完全予約制です。飼い主様へのカウンセリングから始まり、時間をかけて原因を突き止めていく診療のためです。1症例最低でも45分、長いと2時間もかけて飼い主様のお悩みに寄り添った診療に心がけています。西洋医学の利点を活かしつつ、東洋医学を中心に鍼灸治療、メディカルマッサージや漢方を用いて心身の状態を整えていくことに重きを置いた治療、カウンセリング、施術を行い、大切なご家族との快適な毎日を送るお手伝いをしています。